「例えば人が別のヒトを好きになったとして、

『キミガスキ』っていう言葉が告白として使うじゃない?

でも、個性や自分らしさってのが大事にされ、

重要視されている世の中で告白のコトバだけは

昔からそんなに変わってないんじゃないの?

ただ伝え方がメールだとか電話だとかに取って代わった

ってことだけで、でもこんな世の中だからこそ、

というかどんな世の中かって言われれば、

困るけど…とりあえず荒んでたりするわけじゃん?

んで愛のカタチってものもわからなくなってきたわけで、

援助交際なんていう便利なコトバが生まれ、

熟年離婚なんていうつまらないドラマになりそうなコトバが生まれ、

ないものねだりから純愛ブームがわきあがってきたり、

そんな世の中なわけで、

結局何が言いたいのかというと、

キとミとガとスとキの五文字で愛が伝わる時代は終わったんじゃないのか?

ってことなんだけど、

そんななかでボクが考え出したのが自分の考えるプロセスってのを

すべてキミに伝えることにしたんだけども、

これだけ話してもキミになにが伝わるかってわからないけど、

とりあえずキミに対してすっげぇすっげぇ考えたってことは

伝わるんじゃないかなってボクは思うんだ。

で、だから何が伝えたいかっていうと、

 

キミが好き。」

タイトル: 誰も知らない

あいあい。

今日ゼミへ。

すると来週卒論の概要発表に!!

え~~全然手つけてないよ~(><)

誰かたすけてくれ~

ってそんなの誰もしらへんっちゅーの

 

そう今日『誰も知らない』をみました。

実際にあったことをもとにしてるらしい…

それやったらもっとおもしろくできなくちゃ駄目じゃない?

って思いました。

 

ヤギラユウヤくん

主演男優賞、すげぇね。

これでとれるんだ!いやいいと思うよ、演技も。

自然体?というかほとんど演技してない?

だからたぶん顔と身体で9割決まったんかなぁっておもう。

 

そして長いのけっこー2時間チョイ。

茶の味を見てるときは時間を忘れたけどこれは時計ばっか見てたね。

ぶっちゃけ途中寝たしね。

しかも見終わった後何も残らない。

というかむしろマイナスな気分になるけど、そこまでじゃない。

いい方向に向かうはずがない。

誰も助けてくれないから。

これから主人公の兄弟たちはどうなっていくんだろ?

それは、誰も知らない…。

 

観るべし度 55ベシ(映画館で見なくて良かった~)

 

 

タイトル: SURVIVE STYLE 5+ プレミアム・エディション

あいあい。

エンターテイメントと死の同居。

そんな作品。

でもここにやりきれなさを感じるのはボクだけなのかな?

 

とりあえず「なんでもあり」なのだ。

おもしろければ「なんでもあり」なのだ。

言い換えるならば今が楽しければいいじゃん!っていう女子高生的発想。

もう死にたい…どうせなら誰かを殺してやろう!という倫理無視の発想。

おれキミ好き、だから監禁!という自分勝手な発想。

これをボクは感じてしまった。

 

「死」で「殺人」で笑いをとる。

これってどーなの?ってこと。

この映画では安易に人を殺す。

それがおもしろさにつながっていたりする。

もう一度、これってどーなの?

 

そんなことをしたら倫理観が崩れて影響を受けて…

なんてナンセンスなことは言いたくない。

けど、この監督にしてほしくなかった。

海外のモノみたいっていう評価、ん? 色調だけじゃね?

人間を描いているっていう評価、ん? 人ってあんな簡単に殺してるっけ?

今までにないエンターテイメントっていう評価、ん? できるけどやらなかっただけじゃない?

 

人を殺すなって言いたいんじゃない。

人の死を笑いのネタに使わないでほしかったってこと。

どれだけ自由でもそれつかっちゃぁおしまいよ、てなもんじゃねぇか。

 

そこが腑に落ちなかった。

微妙にメッセージ性を持たせようとしているところも「?」ってかんじ。

こういうツクリの中でメッセージ訴えても伝わるかってなもんだ。

どーせならめちゃめちゃめちゃめちゃのバカにしてほしかったな…。

 

でも作中にでてくる「洋子の考えたCM」ってのはおもしろい!!

あれは監督が実際にしたかったけどクライアントとかの要求で実現しなかったもんじゃないかな

すげぇおもしろい!!

色づかいもすっげぇキュート!!おもちゃ箱みたいなイメージ。

 

観るべし度 75ベシ。

 

 

著者: 石田 衣良
タイトル : アキハバラ@DEEP

 

 

 
 
  
あいあい。

昨日いつものメンバーで深夜に山登り。

大文字の大まで登り、全員で「うーーーーーーーーだいっ!!」

と飛び上がったのが丑三つ時。

 

4時間ばかりの冒険は、

次の日の筋肉痛も考えずにがむしゃらに登るのは、

真っ暗な山道を携帯電話のヒカリの射すほうへ登っていくのは、

帰り道登ってくる人にビビったりしたのは、

全部青春だった。

 

そんな仲間との青春、それを少し特殊な都市アキハバラで

少し特殊なメンバーたちがきゃなり特殊なモノを生み出していく。

そしてそれを巡る物語…。

 

すっげぇおもしろい!寝る時間を惜しんで1日中読んでました。

前半、会社・起業について学べ、そこらへんのビジネス書よりためになる!!

後半、いつもの石田衣良節の痛快な展開!!

おれは前半がすげえぇ好き!

読んでて自分がほんとにその場にいるように錯覚させてくれる。

うーん四の五の言わずとも読んでいただければ、

おもしろさはわかっていただけると思います!

 

読むべし度 98ベシ(必読!できるだけ予定のない日に読んでください!

止まらなくなるので注意!)

あいあい。

最近巷でよくみるイアホン・ヘッドフォンをつけた人。

ipodなどを筆頭にデジタルミュージックプレイヤー。

電車に乗っていても、自転車こいでいても、街をあるいていても

かなりの多くの人が何かしらのプレーヤーで音楽を聴いている。

で、で、で、だ。

一つの疑問。

「みんななんでそんな四六時中、外に出てまで音楽を聴きたいの?」

 

「そこまで音楽を聴き続けなければならない理由が分からない」

というのがボクの思い。

 

理由はなんなのか?

 

海外の人からみると日本はうるさすぎるとよく言われる。

そのうるささから逃避するための手段なのか。

 

ただ単に流行ってるし、それ持ってたらかっちょいいから。

一つのブームにのっかてるだけなのか。

 

職業が音楽家、もしくは目指していてその訓練のため。

生きる糧として音楽を捉えているのか。

 

それともイアホンをつけ音楽を長時間聴き続けることで

自分の耳を聴覚を傷つけることに快感を覚える真性のMなのか。

で、で、だ。

よーするにおれはそこまで外で執拗に音楽を聞くことに反対なの。

理由はふたつほどあって、

 

①この状況が進んで自分の世界に入り込んでいくことに拍車がかかり、

 ますます周り無関心主義が進行してしまうのではないか?

 

②身体的にやっぱ耳に悪いんじゃないの?

 

①これにはすっげぇ極端なことかもしんないけどでも可能性がないとも言い切れないような気がする。携帯電話が普及してやっぱ個と個の付き合い方って変わったと思う。ま、ケータイはコミュニケーションツールだから影響力も大きかったと思うけど、ウォークマンにしてもどんどん普及していくと個人のライフスタイル、考え方、社会の中で影響がどんどんでてくると思うの。

そしてやっぱ音楽が直接耳に入ってきて、周りの音が遮断される状況ってのを考えた時に、

いい影響が起こるって楽観することはできないと思うんだ。

 

②ボクは左耳が聞こえない。それゆえ調べてやっぱ耳に負担かけるとよくないってことを知ってから、あまりヘッドフォン・イアフォンをして音楽を聴くことが怖くなった。

だって単純に考えて負担がすごいかかると思うの。

目で考えるとテレビをめちゃくちゃ近い距離でずっと見てるってことじゃん。

それってやっぱ目悪くなるやん?きっと。

そんな状態に近いものはあると思うの、それってやっぱすっげぇ負担やろうな~って思ってしまう。

 

聴覚が失われるのって想像したことある? 

 

ちなみに人間は身体が病魔に蝕まれ、ほとんどの感覚器官が機能しなくなっても

最後の最後まで機能するのが『聴覚』らしい。

そんな時に若い時にウォークマンガンガンに聞いてて耳をいためてたら、臨終になっても

家族の声を聞くことなく、一人閉ざされた世界で孤独に死を待つことになったら寂しくない?

 

で、だ。

おれも音楽はすごい好きだし、救われたこともたくさんあるし、感動もした。

でもその場面って

友達の家でそのアーティストの人生とともに聴かせてもらった時とか、

ライブハウスで実際の演奏を聴いたときとか、

家のコンポで歌詞カードみながら聴いてた時とかで、

外で片手間で聴いてるときじゃなかった。

 

『NO MUSIC、NO LIFE』

これは別に常に音楽を聴いてるとか、街中でヘッドフォンしながらリズムとってるとか

そんなことを謳ったものじゃないと思うんだ。

さっき書いたような場面が生活の節々にあって、そういう音楽の魅力を

表してるコピーだと思うんだ。

 

『NO EAR、NO MUSIC』

おれは音楽と楽しく付き合いたい。

著者: 重松 清
タイトル: 卒業

あいあい。

4つの短編集になっている。

すべて親と死と生がテーマとなっていて

すべて違う切り口で描かれている。

  

すべて目頭が熱くなった。

ってかっちょいい言い方はリアリティーないな、

泣きました。ティッシュ4,5枚分。

鼻水流しながら、文字が涙で読めなくなるほど泣きました。

 

今までたくさんの本を読んだ(ハズ)。

ここまで泣いた作品はなかった。

いや市川拓司の『恋愛写真』では泣いたかな。

でもこの作品ほどはなかった。

 

もっとたくさんの人の死を描いた本も読んだ。

もっときれいに死んでいく物語も読んだ。

もっと残酷な死を描いた本も読んだ。

でもこれ以上「リアル」な死を描いた本は読んだことがない。

これまで人は結局死ぬ時は孤独なものだと思っていた。

どれだけ取り巻きがいても結局死ぬのは当人で他の人が一緒に死んでくれるわけでもない。

でもそうじゃないんだってことを感じた。

生はたくさんと関わっている、死も同じようにたくさんと関わっている。

これを感じたのはこの本が初めてだった。

  

このブログを読んだ人は絶対に読んでほしい。

特に4つのなかでも「仰げば尊し」

 

へやでひとり、号泣しました。

 

読むべし度 100ベシ!



kuri


あいあい。

昨日は我が家で電通クリエーティブ塾のメンバーで

夕方から朝方まで飲めや騒げのパーティー!!

いやいやおもしろかったね~

真面目な話から不真面目な話まで、

これまでの話からこれからの話まで、

髪の話から下の話まで、

勉強になる飲み会でした!

 

おもろいやつばっかりやね☆

こりゃ週一でせなあかんねw

ま、みなさんまた飲みませう!

タイトル: 茶の味 グッドテイスト・エディション

あいあい。

昨日から今日にかけて3本のビデオ見ました。

『真珠の耳飾りの少女』、『パッション』、そして『茶の味』

このなかでわたくし的には『茶の味』が最高にビビビビビビビビッときた!!!!

おもしろい!!エンターテイメント!!

なんてこたない日常(?)を描いてる。

が、普通じゃない感じ。

それが心地いい。

最後まで飽きなかった!

微妙なチョイ役でクサナギくんがでててびっくり!

石井監督の作品はなぜか『鮫肌男と~』と『PARTY7』と欠かさず見てるんだな。

そんなかでもボクはこれがダントツでイイ!!

 

ちーさい女の子がかわゆい。

あとやっぱ浅野さんの演技じゃなく素なんじゃないかっていうゆる~い感じの雰囲気がイイ!!

物語の最後らへんでは小さな感動が…イイ!!

 

 

観るべし度 99ベシ!(DVD買おっかな…)

タイトル: ドラッグストア・ガール デラックス版

あいあい。

「ドラッグストア・ガール」をみました。

かなりおもしろかった!!

クドカンの脚本でたのしいコメディ。

でも一瞬泣きそうになったシーンもあった…。

しかし田中麗奈はいい女優だ!!

もっともーそろそろビッグな映画のビッグな役してもいいんでないかい?


他の出演者たちもうまい!楽しい!ええオヤジ!

柄本さんがしぶいしぶいしぶいしぶい。

観るべし度 97ベシ!!